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FAXDMの考え方

FAXDMといえば、馴染みのある言葉だと思います。

インターネットが普及した事によりFAXDMを使用したダイレクトメールが少なくなりました。
しかし、FAXDMは費用対策として非常に優れている事が分かっています。

営業方法としてだけではなく、インターネットの個人情報流出なども問題が深刻化しており、
現在FAXDMが見直されるようになってきています。

郵送DMの場合には、開封されずに破棄される可能性が高く、
確実にダイレクトメールの内容を見てもらえるかはわかりませんが、
開封された場合は、呼んでもらえる可能性が高い営業方法です。

インターネットが普及してメールでの営業が増えていますが、
件名の内容などからの判断のみで
迷惑メールとして開封されないダイレクトメールが圧倒的に多いです。

その点、FAXDMの場合、原稿そのものが届くので開封する必要がなく
未読のまま破棄される可能性は極端に低い営業方法と言えます。

電話セールスの様な手間や時間もお互に必要がない点もFAXDMの特徴と言えます。
いち早く、案内などを知らせたい相手に教えることが可能な営業方法です。

ダイレクトメールを作成する方にとっても、FAX用紙1枚なので時間短縮にもなります。

商品の紹介やセミナーの集客・案内や定期配信など
活用方法は数多く、営業マンに左右されることもなく効率の良い営業です。

広告の考え方

オンラインビジネスを本業にするくらいの目標であれば、無理のない範囲で月間広告予算を立てて、「毎日」のように広告しなれけばなりません。

もちろん、広告ノウハウが無くむやみに広告をしていてはいわゆる「広告貧乏」になってしまいます。広告は、本来、オンラインでビジネスを成功させるためにすることです。

「広告をしたら赤字になる」

このように広告を経験上から捉えている人は広告を基礎から勉強しなくてはなりません。広告をしてビジネスを赤字にしているようでは、本来、全くおかしなことなのです。

広告ノウハウを得て費用対効果の採算分岐を超える成果を上げられさえすれば、広告はすればするほどビジネスが成功に向かうことになるのです。

集客の考え方

ビジネスはそのほとんど全てが広告に始まります。

そうです。「集客」が始まりとなるのです。

FAXDMによる「集客」の基礎を学んでいきましょう。

さてここで、皆様にお願いがあります。

☆『一度、過去の広告に関する既成知識をリセットして頭の中をフォーマットしていただきたい』のです。

普通、広告といいますと
「商品やサービス(役務)を宣伝媒体を通じて訴求させる」こと
を言うことが多いのですが、

これからお話しすることは、まずここから違うのです。

「おいおい、商品やサービスを訴求しないでなにするんだよ!」

という声が聞こえてきそうですね。

「広告=マス広告」というメディア環境で長いこと生活してきた私どもには違和感すら覚えます。

しかし、もちろんこれからお話しすることは、私の自己流ではありません。
マスマーケティングのずっと以前からある「個」を対象とした百年以上の歴史
のある正統なマーケティング手法の一つです。

概して言いますと

『「集客」と「商品・サービス訴求」をステップバイステップで分ける』

広告手法です。

ダイレクト・レスポンス・マーケティング広告といいます。

マーケティングとセールスは違う!

日本では慣例的にマーケティングとセールスは「営業」という一つの言葉で表現されていますね。

多くの会社では営業マンがマーケティングもセールスも全部こなしています。

でも本来は「マーケティング」と「セールス」は別の2つの役割です。

簡単に述べますと、マーケティングとは、
見込み客を集めること(見込み客をセールスに引き渡すこと)

セールスとは、
接客術を用いて商品説明をして、お客様と契約を結ぶこと。

といえます。

そして広告自体はマーケティングの範疇にはいります。

オンライン・ビジネスではマーケティングにあたる広告のスキルが
とても重要となります。

★広告のスキルとは「見込み客を集めること」です。

オンラインでビジネス展開する場合、
集客のためのオンライン広告が全ての入り口であり、
オンラインビジネスで最初に取り組むことになるからです。

見込み客が集まらなければ、全てが始まらないというわけです。

ダイレクト・レスポンスの考え方

■ダイレクト・レスポンス広告

広告には諸説ありますが、大別して2種類あります。

「売れる広告」と「売れない広告」です。

すなわち、「販売やリクルートのための広告」と「イメージ広告」です。

購買心理学と経験則とを充分に応用した
「販売やリクルート等を目的とした『集客』広告」と、
好感度の高い、フォトやイラストや色彩心理学を応用した、
いわゆる「綺麗で美しい、イメージ・アップのための広告」です。

マーケットリサーチでは「ダイレクト・レスポンス広告」をお勧めしています。

●ダイレクト・レスポンス広告の鉄則

ダイレクト・レスポンス広告の原型は100年ほど前のアメリカに発祥します。
世界的にはレスター・ワンダーマン(Lester Wunderman)や
ジェイ・エイブラハムなどが有名です。
日本では、(株)アルマックの神田昌典氏などが有名ですね。

「(最終的には)販売やリクルート等を目的とした広告」ですが、
過去の経験則から、生まれた面白い鉄則があります。
     

それは、

★『最初に売り込みをしてはいけない!』

ということです。

販売やリクルート等を目的とした広告なはずなのに……???

では何をすればよいのでしょう。

それは…、

★『最初に広告読者に利益を与えて、見込み客をつくる』

もう一度、記します。

『最初に広告読者に利益を与えて、見込み客をつくる』です!

売り込みの前に、見込み客を集めよ。
そのために利益を与えよ。
ということです。

●セールス的広告では集客できない!

普通、広告を出す側の人は、いかに自分がやっているビジネスが凄いか、
いかに取り扱いっている商材が凄いか、(という言葉)を前面に出しがちです。

驚異のボーナスプラン…
世界一の商材…

しかし…、ネット・ジャンキーを除く、普通の広告読者にとっては、
そのような広告にはすぐ自己防衛本能が働くのです。

「なにか、売りこまれるんじゃなかろうか。」
「お金を取られるんじゃなかろうか。」
「うまいこと言って、ダマされるんじゃなかろうか。」

などなど、最初の段階で広告読者の心のシャッターが降りてしまうのです。

そして、あなたは貴重な広告費と時間をムダにすることになるのです。

広告読者にとって最初の関心事は、

★『私にこの広告はどんな利益をもたらすか』です。

もう1度記します。

『私にこの広告はどんな利益をもたらすか』 です。

そうです。

「広告自体が売り込みになってはいけない!」のです。

普通よくメルマガなどで見るビジネス宣伝の広告は
このダイレクト・レスポンス広告で主張する

『最初に売り込みをしてはならない』

という鉄則に反しているものがほとんどです。

「人の心理メカニズムを無視したセールス広告」では反響は期待できません。

だから、広告レスポンスが悪かったのです。

●ダイレクト・レスポンス広告3つの魔法

1.売り込み臭がしないように、ベネフィットのオー・デ・コロンをつける。
  (売り込み臭がしないように、広告読者に利益を与える)

2.広告読者に得は有っても、リスクは無いという提案をする。
  (情報公開やプレゼントをどんどん提案しましょう。)

3.広告読者の知らない情報を与える。

じつは、これは同じ事を3つの側面から見たことを書いているのにすぎません。

最初に書いた

『★ 最初に広告読者に利益を与えて、見込み客をつくる』

を述べているだけです。

また、たとえばこの内容を広告タイトルにして

『 オンライン宣伝 3つの魔法とは? 』

などとすると本文を読みたくなりますね。

タイトルの考え方

FAXDMに限らず広告ではタイトルがとても大切となります。

メルマガ独占広告などでは広告本文を読者が読む読まないはタイトルの影響が
ほとんどであるとも言われています。

■広告タイトルの唯一の目的は
『広告本文を読んでもらうこと』です。

●広告タイトルは「認知・注目」と「興味」の2要素が肝心です。

●また、広告のタイトルは「目立つこと」が命です。

どんな優れた内容の本文でも、
タイトルにインパクトがないと見てもらえません。
タイトルは広告では最重要事項の1つです。

見込み客は「広告タイトル」に目が留まって、はじめて本文を読みます。

例えば道を歩いていて、人が倒れていた。

ビックリして目が点になりますね。
これが「タイトル」のコツです。

例えば渋谷の雑踏の中、素っ裸のストリーキングが走っていた。
あれだけの人ごみの中でも、
「何だ、あいつ!!」

目が・・・止まりますね。
これが集客できる「タイトル」です。

タイトルは「ナンダ?」って思わせることです。

これを『フック』といいます。

タイトルの役目は「目を点にさせる」「目を止めさせる」ことです。

ただし、「告知内容との整合性」を前提としなくてはなりません。

有名な(?)広告タイトルに

『手を上げろ!! ほんとうに打つぞ』

というのがありましたね。
ほんとうに目立ちます。広告タイトルの傑作のひとつです。

でも、いくら「注目」と「目立つこと」が大切といっても
広告タイトルは「告知内容(本文)との整合性」を前提としなくてはなりませんから、どのような内容の広告文にでも用いるというわけにはいきません。

また、ひところ

『 Re:お世話になっています 』や『 緊急重要連絡 』

『おめでとうございます!』『申し訳ございませんでした』

などのタイトルなどが流行りましたが、結果的に人を騙すことになってしまいますので、あまり好ましくありません。

また、広告タイトルは作成テクニックは画一的のものではありません。
時に応じて相対的なものですので、柔軟に思考していかにくてはなりません。

色彩を例に挙げますと、一般に赤色とか黄色は目立つ色です。

しかしそれは、
一般に赤色と黄色という原色が周囲に少ないからこそ目立っているのです。

皆が赤いブレザーコートを着ている集団に赤色の上着を着ていってもさっぱり目立ちません。むしろ、一般にはノーマルで目立たないはずの紺色の上着の方が目立ちますよね。

現在において『他とは違う』『意外性』ということがキーポイントです。

そして、

●『ビジネス宣伝自体をタイトルにしない』

ということも、実は重要なテクニックなのです。

これをメルマガのタイトルに当てはめますと、

「今世紀最大…」
「世界一…」
「最高のプラン…」
「凄い商材…」
「絶対に儲かる…」

などの「これでもか!」という強烈な言葉でも、現在『ありふれていれば』メルマガ宣伝などでは逆にインパクトがなくなってしまいます。

しかしまた、
オンライン宣伝での経験則による「顧客感情をちょっとくすぐる言葉」(一般例)という慣用句的なものも存在します。マジックワードです。

結構、低俗で安直な言葉ですが、
何度見ても「読みたい感情」をくすぐるようです。

使用するかねあいが難しいところですが、これらの中の言葉のうち、
『最近使われないようなものを選んで』「香りつけのエッセンス」程度に用いるとより効果的な場合があります。
以下に示します。

●顧客感情をちょっとくすぐる言葉集(一般例)

「無料」「保証」「発覚」「極秘」「速報」「特報」「号外」「封印」「奇跡」
「暴露」「告白」「緊急」「ついに」「禁断」「一挙公開」「オンライン初」
「すべてを暴く」「全貌解明」「初公開」「スクープ」「オフレコ情報」
「最新情報」「超絶」「秘密」「マル秘」「裏ワザ」「発見」「~は~だった」
「○○○とは?」「一変させる」「次世代の」「謎」「衝撃」「驚異」「極限」
「選ばれた」「秘密」「秘法」「門外不出」「究極」「秘伝」「魔法」「劇的」
「悪魔の」「天使の」「福音」「予言」「シークレット」「禁断の」「圧倒的」
「ノウハウ」「最強の」「○○の法則」「プロ仕様」「超破壊力」「高性能」
「新型」「強烈」「人気絶頂」「驚愕」「理想」「完全」「本当」「爆発的」
「本気」「伝説」「最高」「限定」「危険」「究極」「極める」「必殺」
「無敵」「過激」「大進化」「壮大」「歴史の証人」「史上最高」「名人直伝」
「大興奮」「怒涛」「大満足」「白熱」「オモシロすぎ」「最前線」「大放出」
「大分析」「一発必中」「驚き」「完全制覇」「決定版」「最終報告」「完璧」
「伝授」「史上初」「プレゼント」「お買い得」「先着」「激安」「クーポン」
「値引き」「お値打ち」「お楽しみ」「安心」「自由」「高級」「満足」
「~放題」「賞金」「おすすめ」「即納」「無制限」「大人気」「ヒット商品」
「儲け」「注目」「バカ売れ」「節約」「カンタン」「利息」「新登場」
「有名」「感動」「期間限定」「大喜び」「明るい」「大評判」「大売出し」
「極楽気分」「刺激的」「楽しい」「幸福」「思いのまま」「面白い」「一発」
「効いた」「殺到」「凄い」「人気沸騰」「美」「強」「楽」「爆」「激」
「幻」「在宅」「実益」「~億万円」「権利」「利益」「マネー」「財産」
「高収入」「即金」「ハワイ」「南国」「自由自在」「あなた」「今なら」
「今すぐ」「さらに」「もれなく」「たった」「しかも」「なんと」「誰でも」
「アレ」「コレ」「バッチリ」「ズバリ」「ぴったり」「ピチピチ」
「メキメキ」「ピカピカ」「コツコツ」「スッキリ」「モリモリ」「ラクラク」
「ガッポリ」「ホクホク」「バンバン」「ガンガン」「ザクザク」「バーン」
「ドンドン」「ドーンと」「ジャンジャン」「バリバリ」 ・・・etc

抽出したこれらの言葉だけ見ると、笑っちゃいますね。

「タイトル」は「本文との相関」が必要ですが、

★顧客心理を突いて、エモーショナルで目立つことが大切というわけですね。

        ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

●広告タイトル点検10項目

★広告タイトルを作るときには次の10項目を点検してみましょう…

1. 広告タイトルが広告本文の内容を正しく表しているか? 

2. 感情に訴えかけているか?

3. 魅力的なキーワード(感情をくすぐるマジックワード)を忘れていないか?

4. 注目と興味を得られるか? (目立つか?)

5. 新鮮な情報を与えているか?

6. 驚き(サプラズ)はあるか?

7. 広告タイトルにリズムと勢いが感じられるか?

8. ターゲットを絞り込んでいるか?

9. ビジネス自体や商品自体を宣伝してしまってはいないか?

10. 最初から売り込みになっていないか?

そして、

『!』や『?』を付けるだけでも開封率が上がることが知られています。

広告タイトルの冒頭に、【 】を使うことも有効な手段です。

使い方の例としては、こんな感じです…。

【驚愕スクープ!】オンラインワーカーの為の緊急裏情報

(上記広告タイトルはフィクションです)

また、

レスポンス率の高い広告タイトルも、オンラインに露出するほど、
しだいにそのレスポンス率が下がっていきますので、時々、バリエーションを加える必要があります。

「新鮮さ」が大切なわけですね。

参考

●ちょっとしたテクニック

メルマガでオリジナル・タイトルが出せないところは論外ですが、
メルマガなどでタイトルの字数制限がありますね。
例えばタイトル全角25文字まで、といったものです。

しかし、タイトルを考えるとき、この25文字全てで考えてはいけません。

全体は25文字以内でも最初の8~10文字がとても大切です。

それは、読者が見ているメールソフトの「件名欄」に一覧で表示されるのが、
読者のメールソフトによっては10文字くらいのものもあるからです。

◇「タイトルの最初の10文字にインパクトを込める」必要があります。

闇雲にただノウハウなく目立とうとして、
たまにこんなタイトルを見ることがあります。

★☆★【【かつてない驚異のボーナスプラン】】★☆★

これは全部で全角25文字ですが、メールソフトによっては「件名一覧」で表示されるのは、

★☆★【【かつてな...

になるので、意味不明でインパクトが少なく、すぐにデリートの刑に処せらることになります。注意しましょう。

                                


余談

■下げ釣り広告で腕を磨こう

満員電車に揺られての通勤はなかなか厳しいものですが、

週刊誌の下げ釣り広告で「広告タイトル」の勉強をしてみるのも

面白いものです。

オンライン宣伝での広告タイトルの唯一の目的は

『広告本文を読んでもらうこと』ですが、

週刊誌の広告は「衝動買いしてもらうこと」です。

低俗ではありますが、コピーライトの
『フック』のコツがつかめるかもしれません…。

「S議員の夜な夜な交遊録」
「なんだこれは! 日比谷公園の怪」
「D女史が国会で追及されないほんとうのワケ」
「日本がハイパーインフレになる、これだけの理由」

サブタイトルなども巧みに用いて、衝動買いにスライディングさせる週刊誌の熾烈な販売合戦の広告のキャッチコピー技法はとても参考になります。

でも、最近は「ちょっと明かして、続きを隠す」チラリズムの手法が多すぎるようです。

その他の勉強方法としては、

いろいろ送られてくるメルマガ広告のタイトルの中で
目に止まった良いタイトルをフォルダに保管しておく方法などもありますね。

もちろん、そのまま借用してはいけません。
参考にして応用するわけですね。

感情の考え方

&color(orange){感情に訴える};

人間行動心理学というのがあるそうです。

「人間が行動を起こす動機とは何か」という心理学の分野です。
人間にはさまざまな行動の動機があるものですが、
そのうちダイレクト・マーケティング広告で重要なのは、

1.苦痛から逃れるため

2.快楽を求めるため

の2つの要素と言われています。

フロイトも
「人間の無意識の行動や思考は本能的な快楽と不快の原則に基づいて行われる」
と述べているとおり、

人は、Pain(苦痛)とPleasure(快楽)という2つで、
行動を起こすのです。

この2つに共通しているのは、極めて動物的な感情です。

そうです。

理屈ではなく、感情――。

よく引用されますが、こんな広告効果測定の例があります。

航空券のディスカウントを扱う会社が、出張の多いビジネスマン向けに

『 航空券を20%ディスカウント! 』

というキャッチコピーで広告を出したときと

『 なぜあなたは、航空券に無駄金を使い続けるのですか? 』

というキャッチコピーで広告を出したときとでは、レスポンス率が
10倍近く違ったのです。

そうです。後者の方が反応が良かったのです。

前者は、理屈の広告、後者はエモーショナル(感情)広告、だったわけです。

「不安が解消されそう」
「困難が解決されそう」
「面白そう」
「楽しそう」
「得になりそう」
「楽になれそう」(肉体的・精神的)
「幸せな気持ちになれそう」
「美味しそう」
「安心できそう」
 etc

そうです。広告読者の感情に直接訴えかけるのです。

理屈の広告は好ましくありません。

「上手に揚げた豚肉300gのトンカツ」という看板より、

『サクサク美味しいトンカツ、ボリュームも満点』の方がお腹の虫の鳴き方が違いますね。

あぁ、そうそう。「トンカツ」で思い出しましたが、かつてセールスの神様とも言われた人が、こんなことを言っていましたね。

「ステーキを売るな、シズルを売れ!」

焼き鳥屋さんでいうと、「焼き鳥一本いかがっスかぁ~」より、

焼き鳥の「うまい匂いを嗅がせてやれ」ということですね。

●ダイレクト・レスポンス広告のエッセンス

これらは広告本文のエッセンスですが、
広告タイトルについても当てはまりますので、
是非、頭の引き出しに入れておいてください。

1.「斬新な切り口・アプローチ」
2.「問題の提示」
3.「問題の煽り立て」
4.「解決策の提示」
5.「悩みの解決」
6.「魅力的な無料オファーをつける」(無料プレゼント等)※質より量
7.「ベネフィット」(得をする、サービス)
8.「限定」(すぐ、いつまで、何個まで等)
9.「あまり知られていない事実・秘密」
10.「特別」(今だけ、あなただけ、キャンペーン)
11.「~しないと損をすると思わせる」
12.「保証」(安心)
13.「ユーザーの声」
14.「確信」
15.「繰り返し」
16.「疑似体験」~ストーリー展開
17.「記事風」(~は○○になるらしい、等)(時事折込)
18.「逆説」
19.「夢・希望・理想」
20.「ターゲット絞り込み」

これらを目的に応じてブレンドして用います。
(全て盛り込むには少々、無理があります)

この手法は最近でこそよく見られるようになりましたが、
初めは結構驚かせられました。

例えば、住宅業界などで、

「うちの住宅はこんなに良いんですよ~」

と旧態依然とイメージ広告的に宣伝している同業他社をよそに、
ある中堅工務店が

●【住宅建築はちょっと待て、欠陥住宅はこんなにある!】←広告タイトル

「先着50名に小冊子『欠陥住宅に泣かない為の30の秘密』特別無料プレゼント!お電話は今すぐ! 24時間受付フリーダイヤル、 □□工務店 」

とニュースやワイドショーで欠陥住宅の取り上げの多いときにやったもの
ですから、それはもうたいへんでした。

これは、上記の1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.20.を
周到に盛り込んでいたのでした。

無料プレゼントにたくさんの申し込み者が来てくれたので、
□□工務店の営業マンはそれはもう大忙し。
行き先がなくて困っている営業マンがいる他の工務店とは大違いですね。

広告は、アプローチと構成の方法で天と地の差があるものなのです。


補足

「人は、Pain(苦痛)とPleasure(快楽)という2つで、行動を起こす」についてですが、

人は、Pain(苦痛)による行動の動機のほうが、Pleasure(快楽)による
それよりも強いことが知られています。

そして、Pain(苦痛)はさらに

1.苦しみ
2.悲しみ
3.怒り
4.不安
5.恐怖

のバリエーションがありますので、
これらでうまく「共感を得て」、「解決策を示す」のが、
一般広告の「Pleasure(快楽)訴求広告」よりも強力となる場合があります。

また、この手法は「ロジャースの保護動機理論」としても知られています。

(例)

あなたがガソリンスタンドへ給油に行ったとき、

「○○さん、いつもありがとうございます。
 オイル交換はいかがですか。こまめなオイル交換は愛車のエンジンを 快調に保って気持ち良いですよ。エンジン音も静かでパワーダウンもありませんよ。ただ今、オイル交換のキャンペーン中で20%オフで交換できます。いかがですか。」

とオイル交換を勧められるより、

「○○さん、いつもありがとうございます。
 給油中にエンジンルームの無料点検をさせていただいたのですが、いや~っ、エンジンオイルがひどい状況ですね。ご覧下さい、真っ黒です。このままではマズイっすねぇ。カーボンスラッジも付きやすくなりますし、出力ダウンする場合もありますよ。それに、このままではせっかくの新車のエンジンがやられてしまいますよ。ちょうど今、オイル交換のキャンペーン中で20%オフで交換できますが、○○さん、いかがですか。」

の方が

「分かった。じゃぁ、オイル交換も頼もうか」と言いたくなりますものね。

ターゲティングの考え方

☆何のためにターゲティングするのか?

まず最初に「何のためにターゲティングをするのか」という、素朴かつ本質的な議論から入りたい。この質問に迷い無く即答できるマーケターは意外と少ないのではないだろうか。

少し遠回りになるが、ターゲティングが不要だった時代を振り返ってみよう。昭和40年代の高度成長期がその時代である。「良いものを」「安く」作りさえすれば、モノがどんどん売れていった時期。具体的には三種の神器といわれる「冷蔵庫」「洗濯機」「テレビ」がその象徴とも言える。

なぜターゲティングが不要だったのか。それは約1億人のニーズが均一だったからである。今まで洗濯板で洗っていた家庭では、当然ながら洗濯機が欲しい。あるいは今まで存在しなかった冷蔵庫やテレビという便利なものを皆が欲しい。であれば重要となるのはモノづくりのみとさえ言えたのである。

さて現在。ニーズは均一だろうか。とんでもない。あえて極論すると1億3千万通りのニーズが存在する時代なのである。極論とわかりつつ、理解促進のためにこの状況をマーケティングの4Pにあてはめてみよう。そうなると1億3千万通りの商品開発(Product)が必要である。そして、1億3千万通りの価格設定(Price)、1億3千万通りの流通網(Place)、1億3千万通りの宣伝・販促(Promotion)が必要となるのだ。これではマーケティング、すなわち売れる仕組みづくりは破綻してしまう。

「同質のニーズでくくる」 実はこれがターゲティングの本質である。一見1億3千万通りのニーズがあるように見えるが、実は同質のニーズを持つ人たちをひとくくり、ひと塊にすることが可能なのである。

仮に約100万人の同質のニーズを持つ人たちの塊を形成することに成功したとしよう。そうなると、この人たちが欲しがるであろう商品(Product)は1 つに定まる。また、この人たちが出せる金額(Price)、この人たちが出没する場所(Place)、この人たちに響くコミュニケーション(Promotion)も1つに決まってくるのである。ちなみに、1つだけに定まるというのまた極論であるが、説明のためにあえてそう表現した。

●ターゲティングの3つの切り口

同質のニーズでくくる。そのためにターゲティングが必要であるとわかったところで、具体的なターゲティングの切り口について考えてみよう。

「当社は1000円程度の香水を中心にモバイル通販しているので、ターゲットはティーンエイジャーの女性である」

「当社は携帯のゴルフゲームを開発したので、30代男性をターゲットとしたい」

「当社のモバイル通販の目玉は納豆。よって東日本地域をターゲットとしよう」

こんな会話を良く聞くが、これらの切り口はいずれも人口動態変数(デモグラフィック変数)と呼ばれるものである。性別、年齢、家族構成、居住地域、所得、職業などで構成される変数である。

これはターゲティングの際の定番とも言えるものだが、近年その効果に陰りが見え始めている。ティーンエイジャーでも10万円以上の高額商品を平気で購入する人もいる。若手~中高年男性でゴルフをしない人が増えている。関西でも納豆好きな人が確実に存在する。などなどである。つまり、同質のニーズでくくる切り口として、人口動態変数だけでは足りなくなってきたのである。

そこで注目されているのが心理的変数と行動変数である。

心理的変数とはいわゆる価値観と言い換えても良いだろう。「新しいもの好き or 保守的」、「おしゃれ or 外見にこだわらない」、「西洋好き or アジア好き」といった切り口である。これらは性別や年齢などの人口動態変数ほどはその情報を得るのが容易では無いが、いったんそれを知ることが出来れば、同質のニーズでくくる際にダイレクトに効いてくる変数であるとも言える。

もう1つが行動変数である。例えば、週末は何をして過ごすのか、飲みに行くことが多い場所はどこか、現在利用しているブランドは何か、などである。これらの具体的行動を切り口にくくることで、同質のニーズをつかまえようという考え方である。

FAXDMのメリット

■業種・地域・売上高・従業員数で絞り込み可能です。
■開封率100%です。
■郵便DM(ダイレクトメール)よりも低コストです。
■電話セールスより手間要らずです。
■Eメールより見てもらえます。
■ホームページより見てもらえます。
■チラシよりも見てもらえます。
■低価でテストマーケティングが出来ます。
■レスポンスが速いです。
■相手先への到達時間が速く、1万枚でも15分ほどでFAX一斉送信されます。
■営業マンいらずで経費削減が可能です。
■お客様にやさしい新規顧客開拓手法です。
■既存客にも効果的です。
■FAX返信により24時間受付可能です。

FAXDMの活用例

■各業界のフランチャイズ本部の加盟店募集。
■商社・建材メーカーが取扱店募集。
■OA機器販売会社のトナーやコピー用紙を販売。
■人材派遣会社による派遣先の新規顧客開拓。
■生命保険会社による法人向け保険のご案内。
■コンサルティング会社によるセミナーの集客。
■法律事務所による法律相談セミナーの集客。
■社会保険労務士による助成金活用セミナーの集客。
■NPO法人による啓蒙セミナーのご案内。
■マスコミに向けプレスリリースにFAXDMを活用。
■通信販売会社様による会員向け特別販売のご案内。
■不動産業者間での物件情報の配信。
■飲食店による既存顧客へのご案内。
■広告代理店の広告媒体の一つとして。
■会報の定期配信。

FAXDMとは?

FAXDMとは、主に企業に向けてDM(ダイレクトメール)をFAXで送信するスタイルの宣伝広告方法です。
FAXDMは、郵送DMやEメールDMとは異なり、初めから開封された状態で顧客に届くので、実際に見てもらえる率はほぼ100%です。
したがって、FAXDMとは、レスポンス率も高く、費用対効果がきわめて高いツールといえます。
また、原稿1枚という手軽さのため、原稿作成も短時間ででき、タイムリーにスピーディーに情報を届けることができ、さらに送信原稿に宛名を個別に印字できます。

FAXDMは、通常のダイレクメール広告に比べて、コストが安い、見られる率が高い、時間的なラグが発生しにくいといった利点を持っていることから、米国などで割合ポピュラーな宣伝広告方法として定着しています。
大体の場合、FAXDMを専門業務とする広告企業に自社の広告原稿を送信依頼するという形になります。料金としては送信1部あたりの単価に総件数を掛けたものに、法人名簿レンタル費などが加算されて計算されます。このため、ごく小規模な範囲から、大規模な範囲に送信することまで対応できるというメリットも有しています。

依頼原稿は、自社制作の原稿を持ち込んで発信依頼する他、FAXDM企業が原稿作成自体を請け負うパターンも有ります。ワードファイルであるとか、PDFであるとか、JPGやAIファイルといった一般的な文書・描画・画像ファイル形式であれば、大体の物に対応してくれる所が多いようです。
逆に、FAX送信を自社で行いたいが、送信先がわからないという場合に対応して、送信先企業名簿・法人名簿のみをレンタルしてくれる例もあり、基本的に内部製作することでコストを抑えたいときなどに有効です。
FAXという性質上、「送ってこないでほしい」とクレームをしてくることもありますが、逆に言えば、こうしたクレーム対応をしなくてはならないことが唯一のデメリットで、他の営業ツールより費用対効果は高いと言えます。

FAXDMという媒体の最大の特徴は、「捕捉率100%」です。 FAXDMの捕捉率100%とは、決定権者に電話が繋がる可能性のことです。 FAXDMを返信した決定権者は、ほぼ100%事務所に居るでしょう。 そして、電話を掛けると、ほぼ100%電話に出てくれます。
次に、FAXDMを返信した時が、あなたの商材の興味のピークなのです。 そして、捕捉率100%で、決定権者と電話が出来るのです。 見込み客の興味がピークの時に、お話出来るのはFAXDMのみです。 だから、成約率が高まるのです。

FAX同報のテスト

インターネットで顧客獲得のために一人あたりにかけるコストは今現在の平均はなんと2万円です。情報が溢れすぎている現状では当然です。むしろ今後ももっと増えると私は予想しています。準アナログのFAX同報での集客力が見直され始めています。コスト削減のための一つの手段としてお勧めします。

ただし、FAXDMは万能ではありません。過信は禁物です。どんな広告もテストは必ず必要です。

おすすめは、
3000枚送信するなら、1000枚ずつ3つの原稿で。

3つの原稿を作成する時間や手間が無いのなら、
1500枚ずつ2つの原稿で送信してみるのがいいでしょう。

FAXDMがいくら費用対効果が高いからといってもあくまでも広告の手段の一つです。

思いもかけないような効果があがるときもあれば、全く効果が出ないときもあります。原稿はかなり大切です。しかし、やってみないとわからない面もあります。テストは非常に大切なのです。

迷ったときはいつでもご相談下さい。

FAXDMノウハウ

FAXDMを送る際の基本的な考えとしては、「忙しい時間を避ける」ということです。
忙しい時にFAXを受け取っても後回しになりやすいです。
逆に、暇な時はよく見てくれます。
受け取った人が、よく見てくれればFAXDMの反応率も自然に高まります。

実践で効果の高かった曜日

おすすめは火曜日・水曜日・木曜日です。
月曜日の午前中と金曜日の午後、土日祝日は避けたほうが無難です。
以上は、土日が休みの一般的な業種の話です。
例えば、歯医者にFAXDMを送信する場合は、木曜日が休みというところが一番多く、次に日曜が休みというところが多いため、おすすめは月曜日と火曜日ということになります。
また、曜日を変えて送ってみることも強くお勧めします。
曜日によって決済者が直接見る曜日もあるかもしれません。
FAXDMに限らず、マーケティングにおいては、固定概念を持たず色々試してみることもとても重要です。

送信時間ノウハウ

一般的に午前11時から午後4時送信開始が効果が期待できると言われています。
この時間を中心に、テストしてみることをお勧めします。
弊社では1時間単位での送信開始時間のご指定が可能です。
特にお時間のご指定がない場合、こちらで一番良さそうな時間を設定してFAXDMを送信いたします。

送信ノウハウ

送る相手を絞り込むことが重要です。
一番は、「業種」での絞り込みです。
「地域」は、なるべく広いほうが効果が高まりますが、御社の商材やサービスによって絞り込まざるをえない場合は絞り込みます。
FAXDMで見込み客を獲得したあと、訪問しなくてはいけない商材やサービスの場合は、費用対効果を考えて地域を絞ります。
東京23区はFAXDM慣れをしているため、反応率が低いです。
逆に、地方に行くほど、FAXDMの反応率が高くなる傾向があります。

原稿ノウハウ

ターゲットを明確にすればするほどFAXDMの反応率は高まります。
FAXを受け取った側が、「私に来ている」と思えるほど良いです。

原稿の作り方ノウハウ

FAXを受け取った側が、「どんなメリットがあるのか」ということが明確に原稿に書かれているほど、その商品やサービスを使った時のイメージがしやすく、反応率も高まります。
メリットは、出来れば5個から7個くらいは書きましょう。
さらに、第三者からのオススメがあるともっと反応率が上がります。
「お客様の声」がベストです。
どうしてもお客様の声が集まらない場合は、知り合いに商品やサービスを無料で使ってもらって「お客様の声」を頼みましょう。

FAXDMとは

FAXDMといえば、馴染みのある言葉だと思います。

インターネットが普及した事によりFAXDMを使用したダイレクトメールが少なくなりました。
しかし、FAXDMは費用対策として非常に優れている事が分かっています。

営業方法としてだけではなく、インターネットの個人情報流出なども問題が深刻化しており、
現在FAXDMが見直されるようになってきています。

郵送DMの場合には、開封されずに破棄される可能性が高く、
確実にダイレクトメールの内容を見てもらえるかはわかりませんが、
開封された場合は、呼んでもらえる可能性が高い営業方法です。

インターネットが普及してメールでの営業が増えていますが、
件名の内容などからの判断のみで
迷惑メールとして開封されないダイレクトメールが圧倒的に多いです。

その点、FAXDMの場合、原稿そのものが届くので開封する必要がなく
未読のまま破棄される可能性は極端に低い営業方法と言えます。

電話セールスの様な手間や時間もお互に必要がない点もFAXDMの特徴と言えます。
いち早く、案内などを知らせたい相手に教えることが可能な営業方法です。

ダイレクトメールを作成する方にとっても、FAX用紙1枚なので時間短縮にもなります。

商品の紹介やセミナーの集客・案内や定期配信など
活用方法は数多く、営業マンに左右されることもなく効率の良い営業です。

FAXDMと郵送DMの違い

ダイレクトメール(DM)には、2種類の方法があります。

一つは、郵送DMで昔から人気がある広告方法になります。
2つ目がFAXDMです。

これはFAXをつかったDMで今非常に人気が高くなってきている
ダイレクトメール方法になります。

どちらもDMとしての役割は同じですがFAXDMと郵送DMの違いとして、
コスト面があげられます。
郵送DMの場合は、どうしてもコスト面が高くなってしまうデメリットが出てきます。
しかし、情報量の多い場合には有利な方法でカラーを使用したDMが行えるので
視覚に効果的と言えます。

郵送DMでは、からログなどの雑誌類でもDMとして郵送することが可能ですので、
より多くの情報や商品などの紹介に最適なDMと言えます。

郵送DMは全ての企業に対してリストをそろえることが出来るという
メリットは非常に高いと言えます。

郵送方式などで封筒にサンプルやプレゼントを入れることで
開封されやすくなります。

FAXDMの場合、低コストでスピーディーに情報を知らせることが出来ます。
FAX原稿が1枚できあがれば、即FAXDMを流すことができますので
いち早く、情報を提供することが出来ます。

郵送は、開封が必要になりますがFAXは届いた時には、
開封されている状態なので確実に中身を見てもらえると言うメリットがあります。

FAXDMメリット

FAXDMにおいてのメリットといえば、一番にあげられるのが開封率だと言えます。

郵送DMやEメールDMとは違い、最初から開封状態で届くのがFAXDMの特徴であり一番のメリットと言えます。

企業ではFAXは当たり前の機材でFAXが届いていないかは、社員が必ずチェックしています。

FAXが届いているのに内容を確認することなく破棄する事は100%ありません。
確実に社員に届き早いい反応が期待できます。

またFAXDMは、他のDMと比べてコスト面も非常に安く済みます。
郵送DMに比べると10分の1位のコストになりますので効率的に情報提供することが可能です。

郵送DMを出すには、デザイン制作から始まり発送するまでに、色々な経費を使うことになります。

郵送DMのような、デザイン制作や印刷・封筒・発送などの手間が無い分、FAXDMは、即思いついた時に作成して当日情報を提供することが可能なので
ビジネスチャンスを逃さないというメリットもあります。

郵送やEメールDMは、開封しないまま破棄される可能性も高く保存率は非常に少ないと言えますがFAXDMは紙なので保存率が良く広告メインではなく、情報配信やコンテンツものなどの定期配信などの使い方も効果的で問い合わせを増やす事が出来ると思います。

FAXDM可能な企業名簿は、個人情報保護法にも抵触しません。

FAXDMの効果的な使い方

FAXDMの効果的な使い方は、数多くあると言えます。

FAXDMは一括送信が可能なので、時間を有効活用することが出来てタイミングを考えて送ることで効率的な効果が期待できると言えます。

会社からFAXDMを送る場合、順次同報方法になりますので送信件数が多くなればなるほど作業にかかる時間もかかります。

時間帯などの配慮や再送信などの手間もあるのでかなり大変な作業と言うことがわかります。

営業手段としてもFAXDMは、非常に効果的な使い方が出来ます。

電話や営業マンの直接訪問は広告情報宣伝の一般的な方法でした。
しかし、電話も直接訪問も断られる事も多く新規顧客獲得は非常に難しいと言えます。

それに比べて、FAXDMは電話代や人件費よりはるかに安く最初から開封した状態で届くので、広告情報宣伝として高い効果が得られます。

相手の時間や状況に関係なく、余裕のある時間にFAXを見ることが出来るので情報をしかりと宣伝することが出来て興味あるものにたいしてのレスポンスも非常に早いので優秀と言えます。

FAXDMの場合、宛先などを「○○担当者様」などといった代表で送ることができます。

担当者が変わってもFAX番号は同じなので新しい担当者に情報を送ることが出来ます。
宛名を工夫することで、確実に担当者や責任者に届けることが出来ます。

FAXDMテスト

リストのテスト

FAXマーケティングにおいてのリストには2つの要素があります。ひとつは、業者の持っているリストの良し悪しです。もうひとつは、業種、地域、資本金、従業員数、売上げなどの絞込みです。どういった形での絞込みが、もっとも反応率を上げることが出来るかどうかです。もちろん、2つ以上の条件でミックスにての絞り込みも必要になる場合もあります。

この2つの観点から、リストのテストマーケティングをします。通常、2000件程度に分けて、FAXDMをするのが良いでしょう。1000件では、たまたまの要素も入ってきますので、ブレが大きくなります。

実施に際しては、同じ原稿で同じ時間に発信することです。何かに違いを加えると、結果と原因の因果関係がわからなくなります。それでは、ノウハウの蓄積になりません。

一度に多くのテストをしてみたければ、リストと時間が良いでしょう。原稿は、結果に大きな影響を及ぼしすぎ、リストの良し悪しまでの判断がつきにくくなる恐れがありますので。

リストで2つ、時間で2つの4パターンにて、送信して、反応率をチェックします。2000件でいくのなら、4つのパターンで、総送信数は8000件になります。

原稿のテスト

原稿のテストマーケティングです。

基本的には、キャッチコピーをテストするということになると思います。あまり、多くの場所を変更すると、何が良くて何が悪いのかがわかりません。ノウハウとして蓄積されないのですね。

FAXDMにしろ、郵送DMにしろ、反応が悪ければ、原稿をすべて変更する方が多いのです。結果として、前より良かった悪かったという判断はつきますけど、どこが良かったのか悪かったのかがわからないのですね。

ということは、今回の結果はともかく、次回につながりません。でも、テストマーケティングをせずに1度で勝負をする方は、どうしてもすべて変更してしまいます。人間の心理として、ある意味仕方ありませんが。

そうならないようにテストマーケティングの結果を受けて、本格的にDMを打つのは、あらゆるメディアに対して、有効な手段となります。

商品のテスト

FAXDMを行う場合、自社のどの製品をメインとするのが良いか、考えどころです。

売りきりであれば、最も多く利益を取れるものを選ばなければなりません。また、見込み客を吊り上げるためのエサと考えれば、利益より問い合わせの数が最も取れる製品を選ばなければなりません。

あるいは、同じ用途の製品でも、送信先リストによって、大型製品や小型製品などに分けて、FAXDM を打つ必要があるかもしれません。

その見極めこそが、プロダクト(製品)のテストマーケティングです。

どの企業も多くの商材を扱っていることでしょう。その中で、価格訴求できるもの、或いは、希少性を訴えることが出来るものなど、その製品ごとに様々な性質があります。

その性質を見極めて、最も効果的な商材を決定しなければなりません。自社の売りたい製品よりも、お客様が買いたい製品を見つけるという事です。

オファーのテスト

何種類かのオファーを原稿(オファーの部分以外)及びリストの質、送信時間などを一定にして、送信します。恐らく、相当に反応率は変わってくると思います。

反応率の違いは、対象とする方の違いですから、比較的明確にでてきます。違いと言うのは、会社での立場、所属部署、何より会社の大きさ(決済の必要性)などです。場合によっては、担当者は受け入れたくても決済の関係上、受け入れにくいこともあるのです。

例をあげると、弊社で実験したのですが、ある一定以上大きさの企業には、「FAX マーケティング200 通プレゼント」は、受け入れられません。ヒアリングをすると、送信すること自体に決済が必要だからです。

反対に、個人事務所を構えている企業の方には受け入れられやすいのです。それは、経営者イコール担当者だからであり、FAX マーケティングを知らないが、試してみたいという思いがあるからです。

つまり、オファーの違いが微妙に、場合によっては大きく反応率を変えるのです。いずれにしても、大切な要素であることは間違いないようです。

オファーの種類

○試用期間(現物を見ない不安を解消するもの)
○代金返済保証(上記との違いは、代金を何時貰うかの違いです)
○代金2倍返済保証
○資料請求
○小冊子提供
○情報の無料提供(PDF とか、単なる印刷物とかです)
○期間限定
○数量限定
○セミナー開催
○サービスの無料提供(お試しで、サービスの質を体感してもらいます)
○ギフトプレゼント(個人事業主向けになら)
○ギフトの複数選択プレゼント(いくつかのギフトから選ばせる)
○無料コスト試算
○数量割引(ボリュームディスカウントみたいなもの)
○サンプル提供
○わずかな手数料を徴収(サンプルは無料でも送料は払って下さいなど)
○企業導入の前に、社長に無料使用してもらう
○他社類似商品の下取り

クレーム対応

クレームの割合

「クレーム(今後FAX不要など)ってどれだけ来るの」という質問をよく受けます。
通常、0.5%ぐらいでしょうか。
ただ、原稿の内容によって、大きく変わります。

興味のあるFAXDMならクレームを出しませんし、興味の全くないFAXDMを受け取れば、クレームを出します。

つまり、あなたの送ろうとするDMが、どれだけその業種にとって、近いのか遠いのかによって、クレームの数が変わります。

ですから、「クレームってどれだけ来るの」という質問には、正確に答えることが出来ないのです。

クレームに対する考え方

アメリカでは、FAXDMを日本以上に送信します。
だた、法律があり、個人に対しては禁止されております。
いずれにしても、日本でも個人に対してなされることはほとんどありません。
弊社もまた、お断りしております。

どうして、アメリカでは多いのでしょうか。
それは、相手に負担を掛ける金額が少ないからです。
でも「FAXマーケティングは、相手にインクと紙代を使わせるじゃないか」と
叫んだ方もいらっしゃると思います。

そうです。
たった、数円の負担を掛けさせるだけで済むのです。
電話なら、事務員さんが仕事の手を休め、電話をとって、また仕事に戻る。
その間が1分としても、時給1000 円で16 円の負担を掛けるのですね。

また、郵送のDMでは、事業所ごみになるので、有料です。
あるいは、分別のために手を煩わすことになります。
ここでも、人件費という一番高い経費を掛けさせるのですね。

そう考えると、FAXDMは、非常に負担の少ない方法なのです。
また、郵送のDMに対して、環境にも優しいのです。
だから、アメリカでは、日本以上に使われるのです。

しかし、クレームの時にこういった説明をすれば、おおごとになります。
火に油です。
だから、黙って謝り、次回送信しないようにFAX番号をお聞きしましょう。
他のメディアと比べてみても、意味のないことですので。

クレームデータを蓄積

クレーム、1度目はほぼ100%謝罪すれば、何の問題もありません。
しかし、2 度目は、より厳しいクレームとなります。
その為にも、クレームデータを蓄積する必要があります。
次回の送信から、はずさなければなりません。

ただ、会社名のみだと、重複チェックが難しいのですね。
完全一致でないと、ヒットしません。
名簿を構築したことがある方なら、お分かりだと思いますが、名称の完全一致は非常に難しいのです。

また、電話番号も多くの企業は複数回線を持っており、電話番号でのチェックも難しいのです。

その為、必ず、FAX番号を聞いてください。
また、返信欄にFAX番号を書いていない場合は、ヘッダーを見てください。
30%程度の企業で、送信元のFAX 番号を記載しています。

もちろん、弊社でもクレームデータの構築をしております。
そのデータは、すべてのお客様の送信から自動的に削除しております。

(internet.comより一部引用)

FAX原稿作成ノウハウ

お客様のFAX原稿を見ると、何ともたくさん、アピールポイントが書いています。
しかし、今の時代、本当にオンリーワンの商材がそれほどあるのでしょうか。
あったとしても、その商材の一部分ではないでしょうか。
100%すべてに対してのオンリーワンなど基本的に存在しないはずです。

むしろ、「これも出来ます、あれも出来ます」では、本当に伝えたいことが
ぼやけてしますのですね。
結果的に、反応率も下がります。
そういった事例が、私の元には山のようにあります。

ぼやけないようにする為にも、アピールポイントは1つか2つまでに抑えましょう。
というか、記載する1つや2つに絞り込むときこそ、原稿作成者にも、その商品の事をより理解を深めます。
そして、本当に伝えたいことが、良いキャッチコピーの完成に役立つのです。

伝えたいことは、たくさんあるでしょうが、1つか2つに絞り込んで下さい。

黒地に白抜き文字

原稿上部のキャッチコピーを「黒地に白抜き文字」を使って書く方がいます。
結構、目立つと思われるようで、採用率が多いのですね。
しかし、反応は総じて悪いようです。

「黒地に白抜き文字」は、PC上では、綺麗な仕上がりになりますが、
これは自己満足なんですね。

FAXDM を受けた方のほとんどが、このキャッチコピーを読み飛ばしてしまいます。
何故なら、黒地全体を画像として脳に認識されるからです。
文字として、認識されにくいのですね。

FAXDM は、芸術作品ではないのです。
書いている文字を読んでもらわなければ意味がありません。
特に、ゼロコンマ何秒かの瞬間にて、捨てるかどうかを判断されるのですから、キャッチコピーは大切なのです。

キャッチコピーを、より正確に認識してもらう努力が必要だと思います。

ぜひ、一度、自社に来たFAXDM を手にとられて、実感してみてくださいね。
きっと、理解して貰えると思いますよ。

原稿の一番最初に書くべきこと

原稿の上部の大文字は、大変、重要な場所です。
届いた瞬間、ゼロコンマの判断で、ゴミ箱行きかどうか決まります。

そのような大事な場所に挨拶文を入れている原稿がたくさんあります。
「はじめまして、株式会社○○です」などですね。
場合によっては、3段に分けている場合もあります。

見るからに反応率が下がるのがわかります。
実際、「どうして反応が悪いのでしょうか」などの質問が来ると、たいてい
原稿上部の大文字が挨拶になっています。

とっても、もったいないことです。

原稿上部の大文字は、必ず、キャッチコピーを入れましょう。
下手なキャッチコピーでも、挨拶文に比べると、断然、反応率は良いはずです。

「今すぐ」と背中を押してあげる

お客様の背中を押して、行動を促すことは、非常に重要です。
ほとんどの人が、後回しに考えるのですね、DM の返事は。
そして、忘れる。
この繰り返しです。

その為に、背中を押して、行動を促すのです。
「今すぐ」は、その代表例でしょう。
「締切日があります。すぐご返信下さい」でも良いでしょう。
もちろん、他の言葉で考えて頂いて下さい。

アクション・コピー(行動を促すコピー)と言われるものです。

あるいは、「非常に短い期限を付けて無料進呈」などのオファーに置き換えても良いのです。
後回しにされて、忘れられないようにすることを考えて下さい。

FAXDMの反応率

FAXDMの一般的なオファー(資料請求や見積りなど)による、平均的な数値は0.1%〜0.3%くらいです。
FAXDMは、あくまでも広告の一つですので、商材によっては反応0件ということもあります。

例えば、試しに3000枚送信して、0.2%を超えれば、おそらく同じ原稿で次にやっても0.2%を超える可能性は高いです。
逆に、0.2%を超えても将来的な採算に合わないものでしたらオファーを変えて反応率向上を目指すか、FAXDMという広告手段自体を変えてみた方が良いかもしれません。

また、オファーを「無料お試し」や「サンプルプレゼント」に変えて反応率0.5%以上に上がったお客様もいます。
やはり、原稿は反応率を上げるためには、重要なファクターとなります。


FAXDM料金@18円

基本料金       0円
送信料金      8円(税込8.4円)/枚
名簿料金     10円(税込10.5円)/枚
名簿はFAXDM送信後お渡し致します。
最低送信件数は500件です。ただし、500件未満の送信も500件の料金で承ります。

送信時間指定料   0円
原稿宛名印字料   0円
データ持込料     0円
リスト削除料      0円

合計 @18円(税込18.9円)になります。
他社の多くのFAXDM送信会社のように追加料金などございませんのでこの金額のみでFAXDM一斉送信が完了します。FAX送信後、送信先データをお渡しいたします。また、月額利用料などのシステムもございませんので安心してご利用くださいませ。

※弊社のFAXサービスは、すべて「ファインモード送信」です。

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